士師記 3:21-26 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

21. そのときエホデは左の手を伸ばし、右のももからつるぎをとって王の腹を刺した。

22. つるぎのつかも刃と共にはいったが、つるぎを腹から抜き出さなかったので、脂肪が刃をふさいだ。そして汚物が出た。

23. エホデは廊下に出て、王のおる高殿の戸を閉じ、錠をおろした。

24. 彼が出た後、王のしもべどもがきて、高殿の戸に錠のおろされてあるのを見て、「王はきっと涼み殿のへやで足をおおっておられるのだ」と思った。

25. しもべどもは長いあいだ待っていたが、王がなお高殿の戸を開かないので、心配してかぎをとって開いて見ると、王は床にたおれて死んでいた。

26. エホデは彼らのためらうまに、のがれて石像のある所を過ぎ、セイラに逃げていった。

士師記 3