マタイによる福音書 21:17-22 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

17. それから、イエスは彼らをあとに残し、都を出てベタニヤに行き、そこで夜を過ごされた。

18. 朝はやく都に帰るとき、イエスは空腹をおぼえられた。

19. そして、道のかたわらに一本のいちじくの木があるのを見て、そこに行かれたが、ただ葉のほかは何も見当らなかった。そこでその木にむかって、「今から後いつまでも、おまえには実がならないように」と言われた。すると、いちじくの木はたちまち枯れた。

20. 弟子たちはこれを見て、驚いて言った、「いちじくがどうして、こうすぐに枯れたのでしょう」。

21. イエスは答えて言われた、「よく聞いておくがよい。もしあなたがたが信じて疑わないならば、このいちじくにあったようなことが、できるばかりでなく、この山にむかって、動き出して海の中にはいれと言っても、そのとおりになるであろう。

22. また、祈のとき、信じて求めるものは、みな与えられるであろう」。

マタイによる福音書 21