2. 人々は、「アラデの国を征服させてください。 そうしたら、国中の町を必ず全滅させます」と、神様に誓いました。
17-18. その時のことは、次のような歌になっています。「水よ、どんどんわき上がれ。喜びの歌をうたおう。おお、すばらしい井戸。指導者たちが杖とシャベルで掘った井戸。」一行は、そこで荒野を離れ、マタナ、
19. ナハリエル、バモテを通って、
20. モアブ平原の谷まで行きました。 そこはピスガ山のふもとで、山頂からは荒野がはるかに見渡せます。
21. 人々は、エモリ人の王シホンに使者を送りました。
22. 「どうか、王様の国を通らせてください。 国境を越えるまでは、決して街道からそれたりいたしません。 畑を踏み荒らしたり、ぶどう園に入ったり、水を飲んだりもいたしません。」
23. しかし、王は承知しません。 それどころか軍隊を集め、わざわざ荒野に出て、ヤハツで戦いをしかけたのです。
24. ところが王は戦死し、勝ったのはイスラエル人のほうでした。 結局、アルノン川から、北はヤボク川、東はアモンとの国境までを占領しました。 アモンとの国境は地形が険しく、それ以上は進めなかったのです。
25-26. こうして、人々はエモリ人の国を占領し、そこに住みつきました。 シホン王が治めていた時は首都だったヘシュボンも、今はイスラエル人のものです。 シホン王は以前にモアブを治めていた王を負かし、アルノン川までの全土を占領していました。