2-3. 「あなたがたには、神様がちゃんと、ミデヤンの将軍オレブとゼエブを、捕らえさせてくださったじゃないですか。 それに比べたら私のしたことなんか! この戦いの最後を飾ったのは、あなたがたですよ。 そのほうが、戦いをしかけるよりも大仕事だったじゃありませんか。」 ギデオンの答えに、彼らはようやく納得しました。
17. またペヌエルにも赴き、町のやぐらをたたきこわし、男子全員を殺したのです。
18. それからギデオンは、ゼバフ王とツァルムナ王に問いただしました。 「おまえたちがタボル山で殺した者たちは、だれに似ていたか。」「あなたと同じような服を着ていました。 まるで王子のようで……。」
19. 「ああ、私の兄弟に違いない。 誓ってもいい。 彼らを殺さずにいてくれたら、おまえたちを助けてやるのに。」
20. ギデオンは長男エテルに、二人を殺せと命じました。 しかし、エテルはまだ少年だったので、恐ろしくて剣を抜くことができません。