士師記 14:6-14 リビングバイブル (JLB)

6. その瞬間、神の霊が激しい力をサムソンに注ぎました。 サムソンは武器を持っていませんでしたが、素手でライオンのあごをつかむと、真っ二つに引き裂いてしまいました。 まるで子やぎを引き裂くように、難なくやってのけたのです。 しかし、このことは両親には黙っていました。

7. ティムナに着くとさっそく、サムソンはその娘と語り合い、ますます気に入って、結婚の約束を交わしました。

8.  結婚式のためにまた出かけて来たサムソンは、途中ライオンの死骸のことが気になり、その場所へ立ち寄ってみました。 すると、死骸に蜜ばちが群がり、蜜がしたたっているではありませんか。 

9. 彼は蜜をかき集め、歩きながら食べました。 また、両親にも食べさせたのです。 しかし、どこで手に入れたかは教えませんでした。

12. サムソンがなぞ解きをしないかと持ちかけると、皆は乗り気になりました。「もし君たちが、七日間の祝宴中に私のなぞを解いたら、白生地の着物三十着と柄もの三十着を差し出そう。 

13. だが、もし解けなかったら、同じものをもらうぞ。」「よかろう。 言ってみろよ。」

14.  「食らうやつから食い物が出、強いやつから甘い物が出た。」 三日たちましたが、まだ解けません。

士師記 14