50. ああ、神様が天から見下ろして、私の叫びに答えてくださるとよいのに。
51. 胸は、エルサレムの娘たちの災難を知って、張り裂けんばかりです。
52. 今までに一度もこちらから害を加えたことのない敵が、まるで鳥をねらうように、私を追いかけました。
53. 彼らは私を井戸に放り込み、大きな石でふたをしたのです。
54. 水が頭の上まで来たので、これで終わりだ、と思いました。
55. しかし神様。 私は井戸の底から、神様の名を呼びました。
56. すると、神様はその叫びを聞いてくださいました。 私の訴えに耳を傾け、私の泣き声をお聞きになったのです。
57. 私の絶望の声を聞いて近づき、恐れてはいけない、と語りかけました。