創世記 1:6-9-10 リビングバイブル (JLB)

6.  「ガスは上下に分かれ、空と海になれ」と、神様が命じました。

7-8. そのとおり水蒸気が二つに分かれ、空ができました。 これで二日目も終わりです。

9-10. 「空の下の水は集まって海となり、かわいた地が現われよ。」 こう神様が命じると、そのとおりになりました。 神様はかわいた地を「陸地」、水の部分を「海」と名づけました。 そのできばえに満足すると、 

13. 三日目はこれで全部です。

16. こうして、地を照らす太陽と月ができました。 太陽は月よりも大きく明るいので昼を、月は夜を受け持ちます。 この二つのほかにも、無数の星が造られました。

17. 神様はそれをみな空にちりばめ、地を照らさせたのです。 

18. こうして昼と夜の分担を決め、光とやみとを区別し終えると、神様は満足なさいました。 

19. ここまでが四日目の出来事です。

20.  神様はまた命じました。 「海は魚やその他の生き物であふれ、空はあらゆる種類の鳥でいっぱいになれ。」 

23. 五日目はこれで終わりです。

24.  次に神様は命じました。 「地は、家畜、爬虫類、野獣など、あらゆる種類の動物を生み出せ。」 そのとおりになりました。 

25. 神様が造った動物は、どれもこれも満足のいくものばかりでした。

26.  そして最後に、神様はこう言いました。 「さあ、人間を造ろう。 地と空と海のあらゆる生き物を支配させるために、われわれに最も近い、われわれに似た人間を造ろう。」

27.  このように、人間は、天地を造った神様に似た者として造られました。神様はご自分に似せて人間を造り、男と女とに造ったのです。

28. 神様は人間を祝福なさいました。 「地に増え広がり、大地を支配せよ。 おまえたちは、魚と鳥とすべての動物の主人なのだ。 

29. 全地に生える種のある植物を見るがいい。 みなおまえたちのものだ。実のなる木もまたおまえたちに与えるから、好きなように食べるがいい。 

30. また、動物や鳥にも、あらゆる草と植物をえさとして与える。」 

31. 神様はでき上がった世界を隅から隅まで見渡しましたが、どこから見ても非の打ちどころがありません。 こうして六日目も終わりました。

創世記 1