22. 「捕虜を殺すなど、とんでもないことです。 パンと水を与え、国に帰しておやりなさい。」
23. そこで王は、彼らのために盛大な宴をもうけてから、シリヤ王のもとへ送り返しました。 それからというもの、シリヤの略奪隊がイスラエルに侵入することは、ぴたりと止みました。
24. ところが、のちに、シリヤのベン・ハダデ王は、全軍を召集してサマリヤを包囲しました。
25. そのため、サマリヤの町はひどい食糧難にみまわれたのです。 包囲が長く続いたので、ろばの頭一つが一万五千円、鳩の糞○・五リットルが九百円で売られるほどになりました。