列王紀下 12:1-10 リビングバイブル (JLB)

1.  ヨアシュがユダの王となったのは、エフーがイスラエルの王となってから七年後のことで、四十年間エルサレムで治めました。 母親は、ベエル・シェバ出身のツィブヤでした。 

2. ヨアシュ王は一生を通じて、正しいことを行ないました。 大祭司エホヤダが正しく教え導いたからです。 

3. それでも、丘の上にある礼拝所だけは取りこわさなかったので、国民はなお、そこでいけにえをささげたり、香をたいたりしていました。

6.  ところが、王の即位後二十三年たっても、神殿の修理は手つかずでした。 

7. そこで王は、エホヤダはじめ祭司たちを呼びつけました。 「なぜ、神殿の修理にかからないのか。 もうこれ以上、献金を祭司の生活費にあててはならん。 これからは、神殿の修復のためにだけ使うように。」

8.  祭司たちは、彼らの生活費とは別途の、神殿修理のための基金を積み立てることに同意しました。 

9. 祭司エホヤダは大きな箱のふたに穴をあけ、神殿入口の祭壇の右側に置きました。 門番が、人々の献金を全部その中に納めるのです。 

10. 箱がいっぱいになると、王の財務官と大祭司がお金を勘定し、袋に詰めました。 

列王紀下 12