出エジプト記 13:17-18-21 リビングバイブル (JLB)

3.  モーセは人々に言いました。 「この日こそ、永遠に記念すべき日、エジプトの奴隷の鎖から解放された日だ。 神様がすばらしい奇蹟を起こして救い出してくださったのを、忘れないようにしよう。だから、毎年この出来事を記念して祭りを祝う時には、イースト菌を使ってはならない。 

8.  毎年その祭りのたびに、子供たちに祝いの意味を説明しなさい。 エジプトを脱出する時、神様がどんなすばらしいことをしてくださったかを記念する祭りだからだ。 

9. 毎年この一週間を記念することによって、自分たちが神様の特別な国民であることを確認する。 言ってみれば、神様のものだというしるしに、神様があなたがたの手や額に焼き印を押すようなものだ。

17-18. こうしてついに、王はイスラエル人を行かせることになったのです。さて、エジプトから約束の地へ行くには、ペリシテ人の地を通るのがいちばん近道でしたが、神様は別の道を通るようになさいました。 道中ずっとペリシテ人と戦うのは、つらいことです。 エジプトを出るとき一応武装はしていましたが、人々はがっかりして、またエジプトへ帰ってしまうかもしれません。 そこで紅海を通る荒野の道へ行かせたのです。

19.  モーセはヨセフの遺骨を持って出ました。 神様のお力によってエジプトから救い出される時には必ず持って行くようにと、ヨセフが神様の前で、イスラエル(ヤコブ)の息子たちに約束させたからです。 この日がくることを、ヨセフは確信していたのです。

20.  一行はスコテを出たあと、荒野のはずれにあるエタムに野営しました。 

21. 神様の計らいで、昼間は雲の柱、夜は火の柱が現われ、進む道をはっきり示してくれます。 おかげで、昼でも夜でも旅を続けることができました。 

出エジプト記 13