伝道の書 7:8-29 リビングバイブル (JLB)

8.  物事の終わりは初めよりまさっています。 忍耐は高慢に勝ちます。 

9. 短気を起こしてはいけません。 短気はばか者の特徴です。

10.  過ぎ去った昔の栄光に未練を残してはいけません。 ほんとうに昔が今より良かったかどうか、わからないからです。

11.  りこうになることは、金持ちになると同じくらい価値があります。 いや、それ以上です。 

12. 知恵からでも金銭からでも、利益をあげることができます。 しかし、りこうになることのほうが、多くの利点があります。

13.  神様のなさることに目を留め、それに従いなさい。 自然界の道理を敵に回してはいけません。 

14. 順境の時には、できるだけ楽しみなさい。 逆境が訪れたら、神様は与えると同時に取り上げる方だと知りなさい。 こうしてすべての人が、この世ではあらゆるものが空しいと悟るのです。

18.  任せられる仕事は、どんなことがあっても手放してはいけません。 神様を敬っているなら、きっと神様からの祝福を期待できるのです。

19.  知恵のある人は、十都市の市長を合わせたより力があります。

20. この世界には、いつも品行方正で、一度も罪を犯さない人など一人もいません。

23.  私はりこうになろうと、できるだけのことをしてみました。「きっとりこうになってやる」とも、人前で言ってみましたが、はったりにすぎませんでした。 

24. 知恵は遠いかなたにあって、探し出すのはきわめて困難です。 

25. 私は知恵と物事の道理を見つけようと、四方くまなく探しました。 また、軽率な行為がどれほど悪く、ばかにつける薬はないことを、身をもって知ろうとしました。

26.  売春婦は死よりも大きな苦痛を与えます。 神様に喜ばれる者は恵みによって、彼女から逃れますが、罪人は彼女のしかけた罠にかかってしまいます。

29.  さらに、こんなこともわかりました。 神様は人を正しい者に造られたのに、だれもがかってに向きを変え、罪の生活へと走りだしたのです。

伝道の書 7