ヨブ記 7:4-16 リビングバイブル (JLB)

4. 床につく時、『あーあ、朝ならいいのになあ』と思い、東の空が白むまで、寝返りを打って悶悶とする。

5.  体にはうじがたかり、皮膚は黒ずんでいる。 肉はざくろのように口を開け、膿が流れている。 

6. 望みもないまま、あっという間に一日一日が過ぎ去る。 

7. わしのいのちは、はかない息のようで、良いものは何一つ残っていない。 

8. わしを見ていられるのも長くはない。 もうじき、わしの死骸を見るようになるだろうよ。 

9. 雲が散って消えるように、死んだ者は永久に戻らない。 

10. 家族の前から永久に姿を隠し、再び顔を見せることもない。 

11. 頼むから、わかってくれよ。 悩み苦しんでいるわしに、気がすむまで話させてくれ。

12.  ああ神様、どうして私を放っておいてくださらないのですか。 私は化け物でしょうか。 

15. こんな状態がいつまでも続くくらいなら、ひと思いに締め殺されたほうがましです。 

16. もう生きていたくなんかありません。 お願いです、神様。 残り少ない日々を、私ひとりにしておいてください。 

ヨブ記 7