6. 熱心さの点ではどうだったかと言うと、もちろん、熱心なあまり、教会を激しく迫害したほどです。 そして、ユダヤ教のささいな規則や規定にも徹底的に従おうと、懸命に努力しました。
7. しかし、以前、非常に価値があると思っていたこれらのものを、今ではことごとく捨ててしまいました。 それは、ただキリスト様だけに信頼し、キリスト様だけに望みをかけるためです。
8. そうです。 主であるキリスト・イエスを知っているという、途方もなくすばらしい特権と比べれば、ほかのものはみな、色あせて見えるのです。 私は、キリスト様以外のものは、がらくた同然にみなし、全部捨ててしまいました。 それは、キリスト様を自分のものとするためであり、
9. また、もはや、良い人間になろうとか、おきてに従って救われようとか考えるのはやめて、ただキリスト様を信じることによって救われ、キリスト様と結ばれるためです。 神様が、私たちを正しい者と認めてくださるのは、信仰――ただキリスト様だけに頼ること――を持っているかどうかで、決まるからです。