6. 「わたしは多くの国を切り捨て、その全領地を荒廃させた。 通りは荒れ果てて静まり返り、町には住む人もない。 昔の繁栄をしのばせるものは何もない。
7. わたしは思った。 『今度こそ、彼らはわたしの言うことを聞くだろう。 わたしの警告に耳を傾けるから、二度と、懲らしめることもあるまい』と。 ところが、そうではなかった。 どんなに罰しても、朝から晩まで、いや夕方から明け方まで、悪事を犯し続けている。」
8. それでも、神様はこうお語りになる。「もう少しのがまんだ。 悪に染まった国々の罪を告発するために、わたしが立ち上がる時が、すぐに来る。 わたしは地上の国々を一つに集め、激しい怒りと憤りを下すことにしている。 全地は、わたしのねたみの炎で焼き尽くされてしまう。
9. その時、諸国民はきよいことを語り、全員が共に神を礼拝するようになる。