2-3. そこで、ダビデと二人の妻、および家来とその家族全員は、そろってヘブロンに移りました。 二人の妻というのはイズレエル出身のアヒノアムと、カルメル出身のナバルの未亡人アビガイルでした。
4. すると、ユダの指導者たちが集まって、ダビデをユダの王にしました。ダビデは、ヤベシュ・ギルアデの人々がサウル王を葬ったと聞いて、
5. さっそく使者を立てました。 「主君に忠誠を尽くし、丁重に葬ってくれたあなたがたに、神様の豊かな祝福があるように。
6. どうか、神様が真実をもって報いてくださり、その恵みと愛を表わしてくださるように! 私からも礼を言おう。 感謝のしるしに、できるだけのことをしよう。
7. そこでお願いだが、サウル王亡き今、私のもとで、忠実でりっぱな兵士として励んでくれまいか。 私を王に立ててくれたユダ部族のようであってほしいのだ。」
8. さて、サウルの最高司令官であったアブネルは、サウルの息子イシュ・ボシェテを王位につかせようと、マハナイムに移り住んでいました。
9. その支配は、ギルアデ、アシュル、イズレエルをはじめ、エフライムやベニヤミンの部族、その他の全イスラエルに及んでいました。
20. アブネルは振り向きざま、追いかけて来る敵を見て、「アサエルではないか」と呼びかけました。「そうだ。」