サムエル記下 14:10-13 リビングバイブル (JLB)

10.  「そんな心配はいらん。 つべこべ言う者がおれば、わしのもとへ連れて来い。 二度と文句が言えんようにしてやる。」

11.  「どうか、神かけて、お誓いくださいまし。 息子には指一本ふれさせやしない、と。 これ以上、血を見るのはたまりません。」「神かけて誓おう。 おまえの息子の髪の毛一本もそこなわれはせんとな。」

12.  「どうぞ、もう一つだけ、お願いを聞いてくださいまし。」「かまわぬ。 申すがよい。」

13.  「陛下、どうして、私にお約束くださったことを、神様の国民ぜんぶに、当てはめてくださらないのですか。 ただ今のような裁きをつけてくださった以上、陛下はご自分を有罪となさったのでございます。 と申し上げますのも、追放されたご子息様のお戻りを、拒んでおられるからでございます。 

サムエル記下 14