コリント人への第一の手紙 9:10-13 リビングバイブル (JLB)

10. 私たちのことも、心にかけておられたのではないでしょうか。 もちろんそうです。 クリスチャンの働き人が、その人のおかげで益を受ける人々から報酬をもらうのは当然であることを、神様は教えたかったのです。 耕す者も脱穀する者も、当然、収穫の分け前にあずかることを、期待してよいのです。

11. 私たちはあなたがたの心に、良い霊の種をまきました。 とすれば、そのお返しとして食べ物や着物を要求するのは、行き過ぎでしょうか。 

12. あなたがたは、神のことばを伝えてくれたほかの人たちには、そうした必需品を提供しています。 それは当然のことです。 すると、なおさら私たちは、それらを要求する権利があるはずではありませんか。 けれども、一度も、この権利を持ち出したことはありません。 かえって、働いて自活し、援助を受けませんでした。 どんな報酬も求めなかった理由は、キリスト様の良い知らせをせっかく伝えても、報酬のために、あなたがたの関心が薄れるのではないかと心配したからです。

13. 神の宮での奉仕者は、神様にささげられる食べ物の一部を自分のために取るように、という神様の命令を、知らないのですか。 また、祭壇の前で働く人々は、主へのささげ物の分け前をいただくのです。 

コリント人への第一の手紙 9