1. 神様は宣告なさいます。 わたしは、わたしの国民の羊飼いである指導者に災いを下す。 彼らは、めんどうを見なければならない者を滅ぼし、散らしたからだ。
2. おまえたちは、わたしの群れを安全に導くどころか、置き去りにし、滅びへと追いやった。 わたしは、おまえたちが彼らになした悪のために刑罰を下す。
3. 一方、群れの残りを、わたしが追いやった所から集め、元の牧場に連れ戻す。 彼らは再び子を生んで増える。
4. また彼らの上に、責任感の強い羊飼いを立てる。 彼らは二度とこわがる必要はなく、四六時中、守られるようになる。
5-6. やがて、わたしがダビデの王座に、正義の若枝を置く時がくる。彼は知恵と正義をもって治める王となり、地上のどこにも正しさが行き渡るようにする。 「神様は私たちの正義」というのが、彼の呼び名だ。 その時、ユダは救われ、イスラエルは平和のうちに過ごす。
7. その日、人々は誓いを立てる時、「イスラエル国民をエジプトから救い出した神様は生きておられる」と言わないで、
8. 「ユダヤ人を、追いやられた国々からイスラエルへ連れ戻した神様は生きておられる」と言うようになる。
30-31. わたしは、お互いに語ることを知らせ合っている、これらの「預言者」に立ち向かう。 口あたりのよいことを言う預言者どもは、「このお告げは神様からのものだ」と言う。
38-39. だが、わたしの警告を無視して、「きょうの神様からの悲しいニュース」について聞こうとすれば、神であるわたしは、重荷となっているおまえたちを捨てる。 おまえたちと、おまえたちの先祖に与えたこの町を、共にわたしの前から放り投げる。